コト)” の例文
旧字:
此によつて……タテマツる物は、……横山の如く置き高成タカナして、天津祝詞の太祝詞事を以ちてたゝへ、コトをへまつらくと申す。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
三津郷……大穴持命の御子阿遅須枳高日子アヂスキタカヒコ命……大神ユメぎ給はく「御子の哭く由をれ」と夢に願ぎましゝかば、夢に、御子のコトカヨふと見ましき。
水の女 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
三津郷……大穴持命おおなもちのみことの御子阿遅須枳高日子アヂスキタカヒコ命……大神ユメぎ給はく「御子のく由をれ」と夢に願ぎましゝかば、夢に、御子のコトカヨふと見ましき。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
天語アマガタリに習合せられる為には、つみ捨てられた国語クニガタリコト腐葉イサハが、可なりにあつたはずである。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)