“国語”のいろいろな読み方と例文
旧字:國語
読み方割合
こくご66.7%
クニガタリ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左伝さでん国語こくごになると、なるほど事実はある。左伝の叙事の巧妙さに至っては感嘆のほかはない。しかし、その事実を作り上げる一人一人の人についての探求がない。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
しかしなかには一や二洋行ようこうしたことのあるNやM、Sのやうな劇団げきだん人々ひと/″\もあつたし、アメリカにながくゐたM、Kなどもゐた。そのうえ紹介者せうかいしやのKたくみにR国語こくごあやつるのであつた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
天語アマガタリに習合せられる為には、つみ捨てられた国語クニガタリコト腐葉イサハが、可なりにあつたはずである。
妣が国へ・常世へ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)