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輿
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くるま
ふりがな文庫
“
輿
(
くるま
)” の例文
老婆は喜んで柳の住所を問い、女を後から
伴
(
つ
)
れてゆくから、
輿
(
くるま
)
に乗って早く帰って仕度をしておけ、そして界方を印に遺しておけといった。
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
彼の妻は、盛装をこらし、美々しい
輿
(
くるま
)
に乗って、大将軍郭汜夫人を訪問に出かけた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふと見ると
羽葆
(
はねがさ
)
をさしかけた人馬の行列が水面にあらわれた。王者は舟からおりてその
輿
(
くるま
)
に乗ったが、そのまま見えなくなってしまった。舟の中一ぱいにいた女達ももういなくなっていた。
織成
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
そこで
輿
(
くるま
)
をやとって一緒に帰ろうとした。阿繊は悲しそうにいった。
阿繊
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
鄭は官が吏部郎までいったが、間もなく
没
(
な
)
くなった。阿霞はその葬式を送って帰って来たが、その
輿
(
くるま
)
を
啓
(
あ
)
けてみると中は空になって人はいなかった。そこで始めて阿霞が人でないということを知った。
阿霞
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
“輿”の解説
輿(こし)とは、人間を乗せ人力で持ち上げて移動するための乗用具。
(出典:Wikipedia)
輿
漢検準1級
部首:⾞
17画
“輿”を含む語句
神輿
輿丁
御輿
御神輿
権輿
乗輿
肩輿
輿入
板輿
御輿入
手輿
張輿
入輿
輿中
輦輿
輿側
陣輿
御輿舁
腰輿
瑶輿
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