“乗輿”のいろいろな読み方と例文
旧字:乘輿
読み方割合
じょうよ50.0%
こし25.0%
じようよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから小半刻こはんときほど後。老公の「影の者」を乗せて、ふかく内を秘した塗りの乗輿じょうよは、大勢の旅装した家臣に守られて門を出た。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天一坊の乗輿こしに就いてのお訊ね、御紋についてのお調べ、之皆外形の事柄でございます。
殺された天一坊 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
「廿八日。夜来雨。午前九時頃出立。風雨。関本駅とめ乗輿じようよ。水島善四郎止宿。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)