乗輿じょうよ)” の例文
旧字:乘輿
それから小半刻こはんときほど後。老公の「影の者」を乗せて、ふかく内を秘した塗りの乗輿じょうよは、大勢の旅装した家臣に守られて門を出た。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
外国人滞在中は、乗輿じょうよ、および乗馬のまま九門の通行を許すというだけでも、今までには聞かなかったことである。一事が実に万事であった。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)