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輿
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かご
ふりがな文庫
“
輿
(
かご
)” の例文
何よりお前、私のお客、この大空の霧を渡って
輿
(
かご
)
でおいでのお亀様にも、途中失礼だと思ったから、雨風と、はたた神で、鷹狩の行列を追崩す。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(門の内を見る)お
輿
(
かご
)
が来るようだ。お医者さまのお帰りなのだろう。(門のほうに行く)
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
朱の盤 (
真仰向
(
あおむ
)
けに
承塵
(
てんじょう
)
を仰ぐ)屋の棟に、すでに
輿
(
かご
)
をばお控えなさるる。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
善鸞、勝信門に
馳
(
は
)
せ入る。
輿
(
かご
)
それにつづく。僧二人も退場。舞台一瞬間空虚。黒き鳥四、五羽庭の木立ちより飛びいで、月の前をかすめて怪しげなる声にて鳴きつつ、屋根の上を飛ぶ。舞台回る。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
勝信 (
輿
(
かご
)
のほうに
馳
(
は
)
せ寄る)善鸞様ではございませぬか。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
“輿”の解説
輿(こし)とは、人間を乗せ人力で持ち上げて移動するための乗用具。
(出典:Wikipedia)
輿
漢検準1級
部首:⾞
17画
“輿”を含む語句
神輿
輿丁
御輿
御神輿
権輿
乗輿
肩輿
輿入
板輿
御輿入
手輿
張輿
入輿
輿中
輦輿
輿側
陣輿
御輿舁
腰輿
瑶輿
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