“転(ふ)” の例文
旧字:轉
彼は懼(おそ)れて傍目(わきめ)をも転(ふ)らざりけれど、必ずさあるべきを想ひて独(ひと)り心を慄(をのの)かせしが、猶(なほ)唯継の如何(いか)なることを言出でんも知られずと思へば、とにもかくにもその場を繕ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)