軍馬ぐんば)” の例文
こういいわると、ヒ、ヒン! という軍馬ぐんばのいななきごえがしました。つづいて、ブーン、ブーンと、飛行機ひこうきのようなうなりおとがします。
夜の進軍らっぱ (新字新仮名) / 小川未明(著)
南の方は軍馬ぐんば補充部ほじゅうぶの山又山狐色の波をうち、北は斗満の谷一帯木々の色すでに六分の秋をめて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
英吉利えぎりすの兵営なるかかたはらに軍馬ぐんば調練てうれんせるところあり
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
それと同時どうじに、ふもとのほうで、軍馬ぐんばのいななきをきいたというのだ。
たましいは生きている (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いろいろはなしがあるが、おもしたから、まずその軍馬ぐんばからだ。」
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
軍馬ぐんば?」
村へ帰った傷兵 (新字新仮名) / 小川未明(著)