“赤目”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかめ75.0%
あかんべ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山陰側に出るのは真砂まさと称し、粒も大きく、黒色の光沢を有する磁鉄礦で、不純物も少いさうだが、山陽側に出るのは赤目あかめと称し、粒も細かく、褐色を帯び、燐、硫黄
出雲鉄と安来節 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
父親てゝおや医者いしやといふのは、頬骨ほゝぼねのとがつたひげへた、見得坊みえばう傲慢がうまん其癖そのくせでもぢや、勿論もちろん田舎ゐなかには苅入かりいれときよくいねはいると、それからわづらう、脂目やにめ赤目あかめ流行目はやりめおほいから
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
何かべちゃべちゃしゃべっている女生徒もあれば、後ろをふり返って赤目あかんべをしてみせている男生徒もある。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)