トップ
>
認印
>
みとめいん
ふりがな文庫
“
認印
(
みとめいん
)” の例文
お
豊
(
とよ
)
は
長吉
(
ちやうきち
)
が久しい以前から
屡
(
しば/\
)
学校を休む
為
(
た
)
めに自分の
認印
(
みとめいん
)
を
盗
(
ぬす
)
んで
届書
(
とゞけしよ
)
を
偽造
(
ぎざう
)
してゐた事をば、暗黒な運命の
前兆
(
ぜんてう
)
である
如
(
ごと
)
く、声まで
潜
(
ひそ
)
めて長々しく物語る………
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
次の「四百二十三号……四」の分を記入して、一々「若林」という
認印
(
みとめいん
)
を
捺
(
お
)
してしまいました。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「あい」お妻は、奥へ
認印
(
みとめいん
)
をとりに行った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
お豊は長吉が久しい以前からしばしば学校を休むために自分の
認印
(
みとめいん
)
を盗んで
届書
(
とどけしょ
)
を偽造していた事をば、暗黒な運命の前兆である如く、声まで
潜
(
ひそ
)
めて長々しく物語る……
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
そして
明日
(
あした
)
出すべき欠席届にはいかにしてまた母の
認印
(
みとめいん
)
を盗むべきかを考えた。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
そして
明日
(
あした
)
出すべき欠席
届
(
とゞけ
)
にはいかにして
又
(
また
)
母の
認印
(
みとめいん
)
を
盗
(
ぬす
)
むべきかを考へた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「
認印
(
みとめいん
)
をどうぞ。」と書留の封書を差出す。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“認印”の意味
《名詞》
実印以外に個人で所持している印。
(出典:Wiktionary)
認
常用漢字
小6
部首:⾔
14画
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
“認”で始まる語句
認
認識
認可
認知
認候
認容
認置
認証
認知証
認識標