うった)” の例文
婢の父親が臧をうったえた。二成は細君に代って裁判をうけて、ひどく鞭でたたかれた。そのうえ臧もかかりあいで拘えられた。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
入れて置け、俺は天にうったえるのだ、俺が死んで数日したら、きっと蔡州に不思議な事が起る、その時は俺の勝った時だから、酒をそそいで祝してくれ
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
趣向は専らいくさと恋なり、みな一主人にしたがってその営利のために働く、もし主人過分にもうけてうったえらるれば死刑に逢う。
その時王給諌はまた王侍御の家にあやしい人がいるとうったえた。法司の役人は王侍御の家の奴婢を呼び出して厳重に詮議をしたがそれにも異状がなかった。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
たとえば万治二年中川喜雲著『私可多咄しかたはなし』五に『棠陰比事』を引いて、呉の張挙うったえを聞くに、夫を殺し家を焼き、妾夫火事で焼け死んだという妻の言を夫の親類受け付けず。
珍泣いて玄石に告げると、射殺さなんだは残念だ、眼が癒えたらますますうったえるに相違ない。汝よろしく家に帰り冤家を尋ね出して殺すべし。しかれば汝の父はきっと癒るという。
西隣では王をうったえて、嬰寧が怪しいことをするといった。
嬰寧 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)