言紛いひまぎら)” の例文
其處へ置捨おきすてにして逃失にげうせし由又其時檀家といつはまゐりたる者も三人是有る趣き兩寺より訴へ出しなり其せつのことは其方も其一人ならん此事有體に白状はくじやうせよ萬一かくし立なさばきびしく申付方有ぞと大音だいおんいはれしかば多兵衞は大岡殿の威權ゐけんのまれわな/\ながら心中におもひけるは此事斯までさとられし上はとても言紛いひまぎらすこと叶は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)