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親鸞上人
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しんらんしょうにん
ふりがな文庫
“
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)” の例文
播州の書写山の
性空上人
(
しょうくうしょうにん
)
というのが、これも一日一食で九十八まで生きたじゃ。真宗の
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
は九十まで生きたが、これも一日一食。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
私はあの『
歎異抄
(
たんにしょう
)
』に書かれた
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
の言葉を感慨深く想い起す。「善人なおもて往来をとぐ、
況
(
いわ
)
んや悪人をや」と。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
真の極楽はそんなものでない事を暗にいったものです。
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
は「
煩悩
(
ぼんのう
)
の林に
遊
(
いで
)
て神通を現ずる」(
遊煩悩林現神通
(
ゆうぼんのうりんげんじんつう
)
)
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
これはまあ思想上の大革命でしょう。
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
に初めから非常な思想があり、非常な力があり、非常な強い
根柢
(
こんてい
)
のある思想を持たなければ、あれほどの大改革は出来ない。
模倣と独立
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小石川久堅町
(
こいしかわひさかたまち
)
なる
光円寺
(
こうえんじ
)
の
大銀杏
(
おおいちょう
)
、また
麻布善福寺
(
あざぶぜんぷくじ
)
にある
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
手植
(
てうえ
)
の銀杏と称せられるものの如き、いずれも数百年の老樹である。
浅草観音堂
(
あさくさかんのんどう
)
のほとりにも名高い銀杏の樹は
二株
(
ふたかぶ
)
もある。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
「
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
。」
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その会話の中には
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
と
蓮如上人
(
れんにょしょうにん
)
という名がたびたび出て来た。十時少し廻った頃、松本は菓子と
御布施
(
おふせ
)
を僧の前に並べて、もう
宜
(
よろ
)
しいから御引取下さいと
断
(
こと
)
わった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ことに真宗の
親鸞上人
(
しんらんしょうにん
)
なんて、われこそ法然上人の
嫡子
(
ちゃくし
)
なり、と名乗りを立てている人をそっちのけにして、にくまれっ児の日蓮上人を養子にしてしまったんでは、名主総代から
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
鸞
漢検1級
部首:⿃
30画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“親鸞”で始まる語句
親鸞
親鸞聖人
親鸞樣
親鸞僧正