見顯みあらは)” の例文
新字:見顕
見顯みあらはすは然のみ大功とは稱するに足ねどしんの天一坊をにせとしてよく天下の爲に是をめつせしは智術ちじゆつ萬人に越え才學さいがく四海に並ぶ者なき忠相ぬしに有らざれば誰人たれびとか能く此機變このきへんを行なひ君を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たまはり目出度歸國きこく致ける然ばまがれる者は折易をれやすすぐなる者は伸易のびやすしとか山内伊賀亮程の器量きりやうある者も惡事に組し末代の今に到るまで汚名をめいのこしけるが越前守には明智を以てかゝる惡事を見顯みあらはし忠功を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)