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裳
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モ
ふりがな文庫
“
裳
(
モ
)” の例文
脛に密着させるものは、筒袴とも言ふべきである。此が新しい意のはくで、
襲衣
(
オスヒ
)
上袴
裳
(
モ
)
だ。此は袴を括り上げる。脛ばきのはゞきの原形は、此である。
小栗判官論の計画:「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さう思うた刹那、郎女の身は、大浪にうち
仆
(
タフ
)
される。浪に漂ふ身……衣もなく、
裳
(
モ
)
もない。抱き持つた等身の白玉と一つに、水の上に照り輝く
現
(
ウツ
)
し身。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
浪に漂ふ身……衣もなく、
裳
(
モ
)
もない。抱き持つた等身の白玉と一つに、水の上に照り輝く
現
(
ウツ
)
し身。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
浪に漂ふ身……衣もなく、
裳
(
モ
)
もない。抱き持つた等身の白玉と一つに、水の上に照り輝く
現
(
ウツ
)
し身。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
裳
(
モ
)
の
襞
(
ヒダ
)
を作るのに
珍
(
ナ
)
い
術
(
テ
)
を持つた女などが、何でもないことで、とりわけ重宝がられた。袖の先につける
鰭袖
(
ハタソデ
)
を美しく
為立
(
シタ
)
てゝ、其に、珍しい縫ひとりをする女なども居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“裳”の解説
裳(も)は十二単を構成する着物の一つである。
(出典:Wikipedia)
裳
漢検準1級
部首:⾐
14画
“裳”を含む語句
衣裳
御裳
裳着
衣裳戸棚
衣裳箱
裳裾
衣裳箪笥
衣裳鞄
裳帯
霓裳
裳著
能衣裳
衣裳附
裳衣
裳層
赤裳
裳脱
衣裳葛籠
短裳
岩渓裳川
...