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蝋燭屋
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ろうそくや
ふりがな文庫
“
蝋燭屋
(
ろうそくや
)” の例文
爺「えゝ
*
仰願寺
(
こうがんじ
)
をくれろと仰しゃるんですか、えへゝ仰願寺なら
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
へお
出
(
いで
)
なさらないじゃアございませぬよ」
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ばかを言え、こうして吊るして歩くんだ、これから
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
へ行って百目蝋燭の太いのを買ってやる」
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
また湯屋があった、黒い
烟
(
けむり
)
が、町の薄緑色の夕空に上っている……車屋の家は、軒の傾いた小さな店で
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
の隣りにあったが、日が暮れると
直
(
じき
)
に戸を閉めてしまうのが常である。
不思議な鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
種々雑多の職人、例えば
筆結
(
ふでゆい
)
・
墨師
(
すみし
)
・
弓矢師
(
ゆみやし
)
・
絃師
(
つるし
)
・
襖師
(
ふすまし
)
・
表具師
(
ひょうぐし
)
・
土器師
(
かわらけし
)
・
焼物師
(
やきものし
)
・
笠縫
(
かさぬい
)
・
簑作
(
みのつくり
)
・
石切屋
(
いしきりや
)
・
左官
(
さかん
)
・
櫛挽
(
くしひき
)
・
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
なども、みな穢多の支配の下におったものだと言っております。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
その中でも、
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
一蝶
(
いっちょう
)
という仕掛け怪談話が非常にうけた。
旧聞日本橋:17 牢屋の原
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
蟠「松倉町二丁目の
葛西屋
(
かさいや
)
という
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
の裏に小野庄左衞門という者がある、其の娘を貰おうとした処が、
私
(
わし
)
のことを馬鹿士とか
何
(
なん
)
とか云ったが其の儘になって
居
(
お
)
る」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
娘「はい、
葛西屋
(
かさいや
)
と云う
蝋燭屋
(
ろうそくや
)
の裏でございます」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蝋
漢検準1級
部首:⾍
14画
燭
漢検準1級
部首:⽕
17画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“蝋燭”で始まる語句
蝋燭
蝋燭立
蝋燭代
蝋燭火
蝋燭位
蝋燭台
蝋燭岩
蝋燭持
蝋燭焼
蝋燭瘡