トップ
>
一蝶
ふりがな文庫
“一蝶”の読み方と例文
読み方
割合
いっちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっちょう
(逆引き)
葉子はぽんと
高飛車
(
たかびしゃ
)
に出た。そしてにやりとしながらがっくりと顔を上向きにはねて、床の間の
一蝶
(
いっちょう
)
のひどい
偽
(
まが
)
い
物
(
もの
)
を見やっていた。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「土佐狩野はいうに及ばず、応挙、光琳の風をよく呑み込んで、ちょっと浮世絵のほうでは又平から師宣、宮川長春などという所を見破って、其へ
一蝶
(
いっちょう
)
の艶のある所をよく味わって」
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
吾人
(
ごじん
)
は
元禄
(
げんろく
)
時代の美術を鑑賞するに当り
一蝶
(
いっちょう
)
及び
宗珉
(
そうみん
)
らの制作に関して俳諧の感化を拒みがたしとなさば、天明寛政の平民美術についてはその勢力隠然狂歌にありしといふことを得べし。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一蝶(いっちょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
蝶
漢検準1級
部首:⾍
15画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
英一蝶
“一蝶”のふりがなが多い著者
正岡容
有島武郎
長谷川時雨
永井荷風