“虚(いつわり)” の例文
「冥途(めいど)の飛脚(ひきゃく)」の中で、竹本の浄瑠璃(じょうるり)に謡(うた)う、あの傾城(けいせい)に真実なしと世の人の申せどもそれは皆僻言(ひがごと)、わけ知らずの言葉ぞや、……とかく恋路には虚(いつわり)もなし、誠もなし
霜凍る宵 (新字新仮名) / 近松秋江(著)