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藥臭
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くすりくさ
ふりがな文庫
“
藥臭
(
くすりくさ
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
は
怪我人
(
けがにん
)
の
後
(
うしろ
)
に
隱
(
かく
)
れるやうにして
自分
(
じぶん
)
の
番
(
ばん
)
になるのを
待
(
ま
)
ちながら
周邊
(
あたり
)
が
何
(
なん
)
となく
藥臭
(
くすりくさ
)
くて
恐
(
おそ
)
ろしいやうな
感
(
かん
)
じに
囚
(
とら
)
はれた。
醫者
(
いしや
)
は
一人
(
ひとり
)
の
患部
(
くわんぶ
)
を
軟
(
やはら
)
かに
柔
(
も
)
んでやつて
居
(
ゐ
)
たが
勘次
(
かんじ
)
をちらと
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
藥
部首:⾋
18画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“藥”で始まる語句
藥
藥鑵
藥研
藥罐
藥賣
藥味
藥液
藥水
藥取
藥品