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蓮月
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れんげつ
ふりがな文庫
“
蓮月
(
れんげつ
)” の例文
この
歌
(
うた
)
を
作
(
つく
)
りかへて、
別
(
べつ
)
に
變
(
かは
)
つた
領分
(
りようぶん
)
を
開
(
ひら
)
いたものがあります。それは
明治
(
めいじ
)
になつて
死
(
し
)
んだ
京都
(
きようと
)
の
蓮月
(
れんげつ
)
といふ
尼
(
あま
)
の
作
(
さく
)
で
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
本当にどうしてこんなに潔いものでしょう! そうそう、さっき
蓮月
(
れんげつ
)
の歌にこんなのがありましたよ『うらやまし心のままにとく咲きて、すがすがしくも散るさくらかな』よく
詠
(
よ
)
んでありますのねエ
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
この
歌
(
うた
)
は
恐
(
おそ
)
らく
空想
(
くうそう
)
でせうが、この
場所
(
ばしよ
)
或
(
あるひ
)
はさうした
景色
(
けしき
)
は、
蓮月
(
れんげつ
)
が
始終
(
しじゆう
)
見
(
み
)
てゐたに
違
(
ちが
)
ひありません。だから
空想
(
くうそう
)
であつても
事實
(
じじつ
)
と
同
(
おな
)
じであり、むしろ
事實
(
じじつ
)
より
力強
(
ちからづよ
)
く
人
(
ひと
)
の
心
(
こゝろ
)
に
響
(
ひゞ
)
くのです。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
蓮
漢検準1級
部首:⾋
13画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“蓮月”で始まる語句
蓮月尼