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華
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はなやか
ふりがな文庫
“
華
(
はなやか
)” の例文
陶品
(
せともの
)
のビンから
注
(
つ
)
いだ飲み物が女の手から渡された。謙作は
箸
(
はし
)
を置いてそれを口にした。と、謙作の前には
華
(
はなやか
)
な世界が来た。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
その練習と言ふ道をとつて、厳粛であるべきお祭りが、我々の日常生活の少し
華
(
はなやか
)
な時、即ち、晴れの場合に持ち来される。子供の遊戯になるともつと著しいのです。
国語と民俗学
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
謙作がその方を見た時には、女はもうコップを赤く
火照
(
ほて
)
った口元に持って往って
艶
(
なまめ
)
かしい
笑
(
えみ
)
を見せていた。謙作のまわりには
華
(
はなやか
)
なかがやかしい世界が広がっていた。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
“華”を含む語句
華奢
華美
華麗
曼珠沙華
華客
蓮華
法華経
華表
万華鏡
龍華寺
豪華
法華
栄華
華車
栄耀栄華
蓮華草
華族
法華寺
繁華
拈華微笑
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