“華武者”の読み方と例文
読み方割合
はなむしゃ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いにしえの優雅なる華武者はなむしゃと華武者とが、遠祖は清和の流れをみ、何のなにがしの後胤こういんにて何処どこそこの住人、誰の子の次男三男なり——などと
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「さよう。二十歳をこえてはおるまい。身なりも小さく、胡蝶こちょうの如き華武者はなむしゃじゃった。それがしは年七十にも相成るが、まだ、今日まで、姜維のような槍の法を見たのは初めてである」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
華武者はなむしゃ祝え。華武者祝え」
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)