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荒方
ふりがな文庫
“荒方”の読み方と例文
読み方
割合
あらかた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらかた
(逆引き)
午砲
(
どん
)
を打つと同時に、ほとんど人影の見えなくなった大学の
図書館
(
としょかん
)
は、三十分
経
(
た
)
つか経たない内に、もうどこの机を見ても、
荒方
(
あらかた
)
は閲覧人で
埋
(
う
)
まってしまった。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その手に属したお茶ッぴい連も一人去り二人
去
(
さり
)
して
残少
(
のこりずく
)
なになるにつけ、お勢も何となく我宿恋しく成ッたなれど、まさかそうとも言い
難
(
か
)
ねたか、漢学は
荒方
(
あらかた
)
出来たと
拵
(
こし
)
らえて
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「左様で……表の帳場に座っておりましても、慣れて参りますると、お通りになりまする方々の御身分、御役柄、又は町人衆の商売は申すに及ばず、お江戸の御時勢、お国表の
御動静
(
ごようす
)
までも、
荒方
(
あらかた
)
の見当が附くもので御座いまするが……」
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
荒方(あらかた)の例文をもっと
(3作品)
見る
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“荒”で始まる語句
荒
荒野
荒唐無稽
荒磯
荒寥
荒涼
荒海
荒々
荒神
荒地
検索の候補
三方荒神
二方荒神
二方荒神鞍
“荒方”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
夢野久作
芥川竜之介