“草紅葉”の読み方と例文
読み方割合
くさもみじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋の更けたことは、あたりの草陰に真っ赤な烏瓜からすうりだの草紅葉くさもみじをみても知れる——。やがて、山の彼方むこうは、霜にもなろうに——と考えられたりする。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
草紅葉くさもみじしぬと素顔そがんを顧みて
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
水車場へ道は平らや草紅葉くさもみじ
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)