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若侍
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わかざむらひ
ふりがな文庫
“
若侍
(
わかざむらひ
)” の例文
「
御維新
(
ごゐしん
)
」
前
(
まへ
)
の或年の正月、父は川向うへ年始に
行
(
ゆ
)
き、帰りに
両国橋
(
りやうごくばし
)
を渡つて来ると、少しも見知らない
若侍
(
わかざむらひ
)
が
一人
(
ひとり
)
偶然父と道づれになつた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
時
(
とき
)
、
矢來
(
やらい
)
の
方
(
はう
)
から
武士
(
ぶし
)
が
二人
(
ふたり
)
來
(
き
)
て、
二人
(
ふたり
)
で
話
(
はな
)
しながら、
通寺町
(
とほりてらまち
)
の
方
(
はう
)
へ、すつと
通
(
とほ
)
つた……
四十
(
しじふ
)
ぐらゐのと
二十
(
はたち
)
ぐらゐの
若侍
(
わかざむらひ
)
とで。——
唯
(
と
)
見
(
み
)
るうちに、
郵便局
(
いうびんきよく
)
の
坂
(
さか
)
を
下
(
さが
)
りに
見
(
み
)
えなくなつた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“若侍”で始まる語句
若侍士
若侍等
若侍衆