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芋蔓
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いもづる
ふりがな文庫
“
芋蔓
(
いもづる
)” の例文
「此処は直接東京の影響を受けますから、割合に田舎らしくないです。東京へ出て成功している連中の多いことは
維新
(
いしん
)
以来
芋蔓
(
いもづる
)
の関係で此処が一番ですからね」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
それにつれて
芋蔓
(
いもづる
)
の
出世
(
しゅっせ
)
をゆめみている
丹羽昌仙
(
にわしょうせん
)
も、
吹針
(
ふきばり
)
の
蚕婆
(
かいこばばあ
)
も、はれの
御岳
(
みたけ
)
でそれぞれ
武名
(
ぶめい
)
をあげる
算段
(
さんだん
)
、今から
用意
(
ようい
)
おさおさおこたりないところである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
片っ端から
芋蔓
(
いもづる
)
的に処分し、その三十人のフランススパイ団を一掃しようという
肚
(
はら
)
だったのだ。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
「よしっ、それだけで充分だ、あとの六人なざ、
芋蔓
(
いもづる
)
でしょッ
曳
(
ぴ
)
ける」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芋
常用漢字
中学
部首:⾋
6画
蔓
漢検準1級
部首:⾋
14画
“芋”で始まる語句
芋
芋虫
芋粥
芋刺
芋茎
芋坂
芋殻
芋焼餅
芋畑
芋銭