“般若面”の読み方と例文
読み方割合
はんにゃめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とくちゃんは、おかあさんのエプロンをってさきにいってっていると、正二しょうじは、自分じぶんきゅうごしらえの般若面はんにゃめんってやってきました。
二百十日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
悪く言えば般若面はんにゃめんに似たところもありましたが、しかし、なかなかの美人という町の評判で、口数も少く、よく働き、それに何よりも、私に全然れいのこだわりを感じさせぬところが気にいって
(新字新仮名) / 太宰治(著)
「おもしろいな。」と、正二しょうじは、しろいエプロンをて、自分じぶんつくった般若面はんにゃめんかぶりました。
二百十日 (新字新仮名) / 小川未明(著)