トップ
>
臨
>
きた
ふりがな文庫
“
臨
(
きた
)” の例文
而して斯かる国の
斯世
(
このよ
)
に於て無きことは言わずして明かである、義の国は義の君が再び世に
臨
(
きた
)
り給う時に現わる
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
義は彼をこの大運命の囚獄に連れ行きたる囚吏なり、宿因は八房に代表せられて、彼を破滅に導きたるなり。破滅は又た幸福を里見の家に
臨
(
きた
)
らせたるなり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
そして十字架から一度天に退き給うたが、さらに大なる力をもって再び地上に
臨
(
きた
)
り給うのです。激しく戦っては遠く退き、退きたる後さらに強く進出し給う。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
「主よ、しかり! 我なんじは世に
臨
(
きた
)
るべきキリスト、神の子なりと信ず」
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
イエスは第二十世紀の今日今猶お顕わるべきものである、彼の国は今猶お
臨
(
きた
)
るべき者である、而して其の終に臨るや、此世の国と異なり百年や千年で終るべき者ではない
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
▼ もっと見る
しかるにいまや神の子イエスが地に
臨
(
きた
)
り給い、人類に対するサタンの支配権を打ち砕いて地上に「神の国」を建てようとし、「時は満てり、神の国は近づけり」と、
厳
(
おごそ
)
かに宣言を発せられたのである。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
而して彼を見る者は
聖父
(
ちち
)
を見るのであれば、心の清き者(彼に心を清められし者)は天に挙げられしが如くに
再
(
また
)
地に
臨
(
きた
)
り給う聖子を見て聖父を拝し奉るのであろう(行伝一章十一節)。
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
“臨”の意味
《名詞》
(リン)書道で、臨書したことを示す、名前の後に記入する語。
(出典:Wiktionary)
臨
常用漢字
小6
部首:⾂
18画
“臨”を含む語句
臨終
臨時
臨検
御臨終
臨機
御来臨
臨月
臨機応変
臨摹
臨幸
臨場
四喜臨門
臨時雇
来臨
降臨
賁臨
臨本
臨済
咸臨丸
君臨
...