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脈管
ふりがな文庫
“脈管”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みゃくかん
60.0%
みやくくわん
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みゃくかん
(逆引き)
ただこの苦痛の幾分が、あなたの
脈管
(
みゃくかん
)
の中に流れている人情の血潮に伝わって、そこに同情の波を少しでも立ててくれる事ができるなら、僕はそれで満足です。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
全身の
脈管
(
みゃくかん
)
に密を流すような法悦を感じて、このまま御仏の国に生れ変りそうに思えたのでしょう。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
脈管(みゃくかん)の例文をもっと
(3作品)
見る
みやくくわん
(逆引き)
鳶尾草
(
いちはつ
)
の花、
清淨
(
しやうじやう
)
無垢
(
むく
)
の
腕
(
かひな
)
の上に
透
(
す
)
いて見える
脈管
(
みやくくわん
)
の薄い水色、
肌身
(
はだみ
)
の
微笑
(
ほゝゑみ
)
、新しい
大空
(
おほぞら
)
の清らかさ、
朝空
(
あさぞら
)
のふと
映
(
うつ
)
つた
細流
(
いさゝがは
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
わたしの
脈管
(
みやくくわん
)
に流れるのを感じる。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
脈管(みやくくわん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“脈管”の意味
《名詞》
動物の体内で体液を通すための管。
(出典:Wiktionary)
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
管
常用漢字
小4
部首:⽵
14画
“脈”で始まる語句
脈搏
脈
脈絡
脈々
脈処
脈所
脈膊
脈打
脈摶
脈拍
“脈管”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
上田敏
夏目漱石
与謝野晶子
野村胡堂