“脈処”の読み方と例文
読み方割合
みゃくどころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐しいことには、夜があけても何だか脈処みゃくどころが冷たいようで、ずきずき痛みましたからたまりません。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「ははあ、貴様はなかなか話せる、医者だけあって脈処みゃくどころがうまいわい」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その上にお医者さんで脈処みゃくどころを心得ているから鬼に金棒でございますよ
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)