“脈打”の読み方と例文
読み方割合
みゃくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三人が口々にこう云ったのは不思議な屋敷の門前から五町あまりも逃げのびた時で、三人の胸は早鐘のように尚この時も脈打みゃくうっていた。
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
脈打みゃくうつとさえ思えぬほどに静かに乗っている。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)