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脈管
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みゃくかん
ふりがな文庫
“
脈管
(
みゃくかん
)” の例文
ただこの苦痛の幾分が、あなたの
脈管
(
みゃくかん
)
の中に流れている人情の血潮に伝わって、そこに同情の波を少しでも立ててくれる事ができるなら、僕はそれで満足です。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
全身の
脈管
(
みゃくかん
)
に密を流すような法悦を感じて、このまま御仏の国に生れ変りそうに思えたのでしょう。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
其時こそ京王の電鉄も都と田舎を
繋
(
つな
)
ぐ愛の連鎖、
温
(
あたた
)
かい血の
通
(
かよ
)
う
脈管
(
みゃくかん
)
となるを得るであろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“脈管”の意味
《名詞》
動物の体内で体液を通すための管。
(出典:Wiktionary)
脈
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
管
常用漢字
小4
部首:⽵
14画
“脈”で始まる語句
脈搏
脈
脈絡
脈々
脈処
脈所
脈膊
脈打
脈摶
脈拍