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みゃくかん
ふりがな文庫
“みゃくかん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
脈管
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
脈管
(逆引き)
ただこの苦痛の幾分が、あなたの
脈管
(
みゃくかん
)
の中に流れている人情の血潮に伝わって、そこに同情の波を少しでも立ててくれる事ができるなら、僕はそれで満足です。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
全身の
脈管
(
みゃくかん
)
に密を流すような法悦を感じて、このまま御仏の国に生れ変りそうに思えたのでしょう。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
其時こそ京王の電鉄も都と田舎を
繋
(
つな
)
ぐ愛の連鎖、
温
(
あたた
)
かい血の
通
(
かよ
)
う
脈管
(
みゃくかん
)
となるを得るであろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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