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肱
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かいな
ふりがな文庫
“
肱
(
かいな
)” の例文
主君である人の、
肱
(
かいな
)
を
枕
(
まくら
)
にして
灯
(
ひ
)
をながめた
眼
(
め
)
つき、髪のこぼれかかった額つきが
貴女
(
きじょ
)
らしく
艶
(
えん
)
で、西の対の夫人によく似ていた。
源氏物語:53 浮舟
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
中の君は物思いをする人の姿態といわれる
肱
(
かいな
)
を
枕
(
まくら
)
にしたうたた寝をしているのであるが、その姿が
可憐
(
かれん
)
で、髪が肩の横にたまっているところなどの美しいのを、病
女王
(
にょおう
)
はながめながら
源氏物語:49 総角
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“肱(
肘
)”の解説
肘(ひじ、肱、臂)は、人間の腕の移行部で、上腕と前腕を繋ぐ肘関節(ちゅうかんせつ)と、これらを取り巻く筋や腱のことを指す。脚における膝に対応する。狭義には、腕を折り曲げたときに外側になる部分を指す。
(出典:Wikipedia)
肱
漢検準1級
部首:⾁
8画
“肱”を含む語句
肱掛椅子
肱掛
肱枕
片肱
肱掛窓
張肱
肱金
肱突
肱鉄砲
股肱
両肱
肩肱
隻肱
肱鉄
肱附
肱懸
肱杖
肱脛
肱笠雨
肱節
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