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聞合
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ききあわ
ふりがな文庫
“
聞合
(
ききあわ
)” の例文
「実際、勤勉だよ。殊に今度の事件に関しては、殆ど寝食を忘れて奔走しているんだ。今日来たのも、何か犯人捜索上に
就
(
つい
)
て僕に
聞合
(
ききあわ
)
せにでも来たんだろう。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「じゃ、偽名は橘にしよう。下の家主さんへもそう言って置くぜ。それからちょっと芝の家へ電話をかけて見よう。」重吉は
階下
(
した
)
の電話を借りて、
今朝方
(
けさがた
)
までいた
硝子屋
(
ガラスや
)
へ様子を
聞合
(
ききあわ
)
すと
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
何本でもみんな製薬用にして返さぬと云うのだから、酒屋でも少し変に
思
(
おもっ
)
たと見え、
内々
(
ないない
)
塾僕に
聞合
(
ききあわ
)
せると、この
節
(
せつ
)
書生さんは
中実
(
なかみ
)
の酒よりも徳利の方に用があると云うので、酒屋は大に驚き
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
私の友達の
本田
(
ほんだ
)
という男を通じてであったから、春泥のことは、私が本田に
聞合
(
ききあわ
)
せ調べ
廻
(
まわ
)
った事実を書く時に
記
(
しる
)
すこととして、出来事の順序に従って、私がこの変な事件に
捲
(
ま
)
き込まれるに至った
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
方々
聞合
(
ききあわ
)
してやっと尋ねて来たんです。
渡鳥いつかへる:軽演劇一幕四場
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“聞”で始まる語句
聞
聞説
聞済
聞分
聞惚
聞咎
聞書
聞糺
聞人
聞取