縁合えんあひ)” の例文
仕舞しまひ養父與惣次方へ少しの縁合えんあひを以て居りしに傳吉にめぐり逢ひ同人よりあづかりし金を昌次郎にかたられしこと右金子を取戻せし節昌次郎おむめの不義相顯あひあらはれ村中寄合しせきにて傳吉よりお梅に離縁りえん状を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
締殺しめころし候別段に仔細しさいと申は是無全くあやまつて殺せしに相違さうゐ御座なく候と申立るに大岡殿否々たゞあやまつて殺せしと云ふこと有まじ何成なんなりとも事がらつゝまず申立よ又六右衞門其方事何等の縁合えんあひを以て此久八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)