トップ
>
緋褌
>
ひこん
ふりがな文庫
“
緋褌
(
ひこん
)” の例文
笠森稻荷
(
かさもりいなり
)
のあたりを
通
(
とほ
)
る。
路傍
(
みちばた
)
のとある
駄菓子屋
(
だぐわしや
)
の
奧
(
おく
)
より、
中形
(
ちうがた
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
に
繻子
(
しゆす
)
の
帶
(
おび
)
だらしなく、
島田
(
しまだ
)
、
襟白粉
(
えりおしろい
)
、
襷
(
たすき
)
がけなるが、
緋褌
(
ひこん
)
を
蹴返
(
けかへ
)
し、ばた/\と
駈
(
か
)
けて
出
(
い
)
で、
一寸
(
ちよつと
)
、
煮豆屋
(
にまめや
)
さん/\。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
褌
漢検1級
部首:⾐
14画
“緋”で始まる語句
緋
緋縮緬
緋鯉
緋色
緋縅
緋鹿子
緋毛氈
緋桃
緋葉
緋羅紗