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維那
ふりがな文庫
“維那”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いの
50.0%
ゆいな
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いの
(逆引き)
役僧の
維那
(
いの
)
が、お
剃刀
(
かみそり
)
を持って立つ。
侍者
(
じしゃ
)
は
耳盥
(
みみだらい
)
を捧げ、
都寺
(
つうす
)
は
櫛
(
くし
)
をとって、魯達の髪の毛を九
筋
(
すじ
)
に
梳
(
す
)
いて
束
(
つか
)
ね分ける。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
正面には長老、
首座
(
しゅそ
)
、以下順に東西二列となって、
紫金紅金
(
しきんこうきん
)
の
袈裟
(
けさ
)
光りもまばゆく立ち流れて見えたのは、
維那
(
いの
)
、
侍者
(
じしゃ
)
、
監寺
(
かんす
)
、
都寺
(
つうす
)
、
知客
(
しか
)
、書記らの役僧たちか。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
維那(いの)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆいな
(逆引き)
その日は、
維那
(
ゆいな
)
和尚から
薪作務
(
まきさむ
)
のお触れが出ていた。ほがらかな初夏の太陽が老杉を洩れて、しめっぽい
青苔
(
あおごけ
)
の道にも明るい日脚が射していた。
仇討三態
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
維那(ゆいな)の例文をもっと
(1作品)
見る
“維那(都維那)”の解説
都維那(ついな)とは寺院の僧職の1つ。維那(いな)・知事(ちじ)とも。衆僧の雑事を指導監督した。
(出典:Wikipedia)
維
常用漢字
中学
部首:⽷
14画
那
常用漢字
中学
部首:⾢
7画
“維”で始まる語句
維
維納
維持
維新
維盛
維也納
維摩経
維廉
維駒
維摩
“維那”のふりがなが多い著者
菊池寛
吉川英治