“米店”の読み方と例文
読み方割合
こめみせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして残(のこり)の人数(にんず)を二手(ふたて)に分けて、自分達親子の一手は高麗橋(かうらいばし)を渡り、瀬田の一手は今橋(いまばし)を渡つて、内平野町(うちひらのまち)の米店(こめみせ)に向ふことにした。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
人々は黙つて平八郎の気色(けしき)を伺(うかが)つた。平八郎も黙つて人々の顔を見た。暫(しばら)くして瀬田が「まだ米店(こめみせ)が残つてゐましたな」と云つた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
勘定奉行平川半治(ひらかわはんじ)はこの議に与(あずか)らなかった。平川は後に藩士が悉(ことごと)く津軽に遷(うつ)るに及んで、独り永(なが)の暇(いとま)を願って、深川(ふかがわ)に米店(こめみせ)を開いた人である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)