トップ
>
竹蜻蛉
>
たけとんぼ
ふりがな文庫
“
竹蜻蛉
(
たけとんぼ
)” の例文
気をかへて
屹
(
きっ
)
と成つて、もの忘れした
後見
(
こうけん
)
に
烈
(
はげ
)
しくきつかけを渡す
状
(
さま
)
に、紫玉は
虚空
(
こくう
)
に向つて伯爵の
鸚鵡
(
おうむ
)
を投げた。が、あの
玩具
(
おもちゃ
)
の
竹蜻蛉
(
たけとんぼ
)
のやうに、
晃々
(
きらきら
)
と高く舞つた。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
竹蜻蛉
(
たけとんぼ
)
、紙鉄砲、笛など、ごく単純な玩具を自分で作ったのや、季節と場所によっては
小鮒
(
こぶな
)
や
蟹
(
かに
)
、
蛙
(
かえる
)
などという生き物を捕って、もっぱら小さな子供相手に売るのである。
雨あがる
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それから身体を軸としてぐるぐる
廻
(
まわ
)
りだした。すると怪物の身体がふわっと宙に浮いて、足が岩の上を放れた。
竹蜻蛉
(
たけとんぼ
)
のようにね。とたんに怪物の姿は見えなくなったのだ。
宇宙戦隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
岩の上を走っていって、
竹蜻蛉
(
たけとんぼ
)
のようにきりきり廻った。と、その姿が急に見えなくなった。これは児玉法学士が見たのですから間違いなしです。これも
人間業
(
にんげんわざ
)
ではありません
宇宙戦隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“竹蜻蛉(竹とんぼ)”の解説
竹とんぼ(たけとんぼ、竹蜻蛉)とは、回転翼と翼をまわすための軸によって構成される中国と日本の伝統的な飛翔玩具である。
(出典:Wikipedia)
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
蜻
漢検1級
部首:⾍
14画
蛉
漢検1級
部首:⾍
11画
“竹”で始まる語句
竹
竹藪
竹刀
竹竿
竹箒
竹生島
竹馬
竹籠
竹箆
竹林