きお)” の例文
お篠はカッとなって、きおい立った雌猫めねこのように逆毛を立てました。
何かよほどきおい込んでいるらしい口吻くちぶりであった。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
と、お供の面々はきおい立った。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)