“小競合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こぜりあい63.2%
こぜりあ36.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所々に小競合が起って、そこだけが急に騒ぎ出して、群衆がハミ出してくる。警官が剣をおさえながら、そこへバラバラと走って行く。
不在地主 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
石垣山の崖上へ政宗をつれだして小田原城包囲の陣形を指し、田舎の小競合が身上のお前にはこの大陣立の見当がつくまいな。
二流の人 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
追撃の小競合いはそこにもここにもあった。そのうちに放火もすこし下火になって、二十日の夜の五つ時の空には地上を照らす月代とてもない。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
この間、島の土人達と、幾度か小競合いが行なわれたが、とても彼らに敵すべくもない。間もなく完全にチブロン島は彼らの手中に帰することになった。