“端足(はした)” の例文
懸(かけ)平日(ふだん)百か二百の端足(はした)錢(ぜに)さへ勘定(かんぢやう)合(あは)ざれば狂氣(きやうき)の如くに騷ぎ立る五兵衞なれば五十兩の事故鬼神(おにがみ)の如く憤(いきど)ほり居たる所へ番頭久八進み出て私し儀幼少(えうせう)の時よりの御恩澤(おんたく)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それを分けて根原から登る端足(はした)峠の道に出で、北に向って本栖湖畔に下りた。路は湖の南岸に通じている。数百羽の小鴨が木の葉のように水面に浮んでいたのは珍らしかった。
春の大方山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)