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童部
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わらんべ
ふりがな文庫
“
童部
(
わらんべ
)” の例文
行歩
(
ぎやうぶ
)
に
叶
(
かな
)
へる者は、吉野十津川の方へ落ゆく。
歩
(
あゆみ
)
もえぬ老僧や、尋常なる修業者、
児
(
ちご
)
ども
女
(
をんな
)
童部
(
わらんべ
)
は、大仏殿、
山階
(
やましな
)
寺の内へ我先にとぞ
迯
(
にげ
)
行ける。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
いつもは涼しゅう聞える泉の音も、どうやら油蝉の声にまぎれて、
反
(
かえ
)
って暑苦しゅうなってしもうた。どれ、また
童部
(
わらんべ
)
たちに
煽
(
あお
)
いででも貰おうか。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こりゃ
童部
(
わらんべ
)
たち、一座へ風が通うように、その大団扇で
煽
(
あお
)
いでくれい。それで少しは涼しくもなろうと申すものじゃ。
鋳物師
(
いもじ
)
も
陶器造
(
すえものつくり
)
も遠慮は入らぬ。二人ともずっとこの机のほとりへ参れ。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
童部
(
わらんべ
)
たちもその
大団扇
(
おおうちわ
)
を忘れずに後からかついで参れ。
竜
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“童”で始まる語句
童
童子
童女
童形
童謡
童児
童貞
童男
童謠
童僕