“立度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たちた50.0%
たてたく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だけんどもけえって船にわし乗っかって、みんなが土手の処にいかい事皆が立っていると、私快くねえ、名残惜くって皆が昨宵ゆうべから止められるのでね、誠に立度たちたくござえませんよ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
宿やどし奉りし上は何卒なにとぞ御出生の御子おんこを世に立度たてたく存じ奉れば後來迄のちのちまでも御見捨なき爲に御證據おんしようこの品をくだし置れ度と願ければ徳太郎君も道理におぼし召て御墨付おすみつき御短刀おたんたうそへて下されけり澤の井は押戴おしいたゞ御短刀おんたんたう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)