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空臼
ふりがな文庫
“空臼”の読み方と例文
読み方
割合
からうす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からうす
(逆引き)
鄰村
(
となりむら
)
で
空臼
(
からうす
)
を
磨
(
す
)
るほどの
音
(
おと
)
がすればしたで、
慌
(
あわたゞ
)
しく
起
(
た
)
つて、
兩方
(
りやうはう
)
の
空
(
そら
)
を
窺
(
うかゞ
)
はないでは
居
(
ゐ
)
られない。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
猿
(
さる
)
はせっかく下まで
駆
(
か
)
けて行ってみると、
空臼
(
からうす
)
だったものですから、がっかりして
物のいわれ
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
この日の早朝には、どの家でも餅を
搗
(
つ
)
き、米がなければ
空臼
(
からうす
)
でも鳴らせといったり、またはそのから臼の音を聴いて、米がもうなくなったらしいと、急いで降りて来られると言う村もある。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
空臼(からうす)の例文をもっと
(3作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
臼
常用漢字
中学
部首:⾅
6画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空臼”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
柳田国男
楠山正雄
泉鏡花