“稲荷山”の読み方と例文
読み方割合
いなりやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芦屋あしやより平湯駅ひらゆえきに出で、大峠おおとうげを越し、信州松本しんしゅうまつもとに出まして、稲荷山いなりやまより野尻のじりそれより越後の国関川せきがわへ出て、高田たかたを横に見て、岡田村おかだむらから水沢みずさわに出まして
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
家を出てみたが、結局は行く目当もなく頼る人もない二人は、稲荷山いなりやまにのぼって相談の結果、住みなれたわが家で死のうと、再び川原坂の宿所にとって返した。
善光寺から稲荷山いなりやまへ二里、稲荷山から麻績おみへ三里、麻績から青柳へ一里十町、青柳から会田あいだへ三里、会田から刈谷原かりやはらへ一里十町、刈谷原から岡田へ一里二十八町
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)