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稲荷鮓
ふりがな文庫
“稲荷鮓”の読み方と例文
読み方
割合
いなりずし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなりずし
(逆引き)
吹き矢と並んで煮込みおでん、その前に大福餅、
稲荷鮓
(
いなりずし
)
、などとごった返して、一盛りその景気は大したものでありました。
幕末維新懐古談:62 佐竹の原繁昌のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
その頃その
木蔭
(
こかげ
)
なる土手下の
路傍
(
みちばた
)
に井戸があって夏冬ともに
甘酒
(
あまざけ
)
大福餅
(
だいふくもち
)
稲荷鮓
(
いなりずし
)
飴湯
(
あめゆ
)
なんぞ売るものがめいめい荷を
卸
(
おろ
)
して
往来
(
ゆきき
)
の人の休むのを待っていた。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
居附きの店で、今川焼を売るものも、
稲荷鮓
(
いなりずし
)
を売るものも、そこの看板や障子や暖簾には、なにかの形式で歌舞伎の世界に縁のあるものをあらわしている。
島原の夢
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
稲荷鮓(いなりずし)の例文をもっと
(4作品)
見る
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
鮓
漢検1級
部首:⿂
16画
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