たた)” の例文
新字:
すべて木の葉の中で、あまが下の王妃の君ともたたふべき公孫樹いてふの葉、——新山堂の境内の天聳あまそゝ母樹はゝぎの枝から、星の降る夜の夜心に、ひらり/\と舞ひ離れて來たものであらう。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
ここに天の下平ぎ、人民おほみたから富み榮えき。ここに初めてをとこ弓端ゆはず調みつき一四をみな手末たなすゑの調一五たてまつらしめたまひき。かれその御世をたたへて、はつ國知らしし一六御眞木みまきの天皇とまをす。
慈眼じげんぬしはこれをこそたたへもすらめ。
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
たたふれど
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)