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稀薄
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うす
ふりがな文庫
“
稀薄
(
うす
)” の例文
さういふ
天
(
てん
)
の
世界
(
せかい
)
にとゞくやうな、
空気
(
くうき
)
の
稀薄
(
うす
)
いところでは、あれあれといふ
間
(
ま
)
もなく、千
年
(
ねん
)
位
(
ぐらゐ
)
の
年月
(
としつき
)
が
流
(
なが
)
れてしまふさうだ。
火を喰つた鴉
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
氏の全身に残っている
生命
(
いのち
)
は一努力
毎
(
ごと
)
に弱くなり、一
喘
(
あえ
)
ぎ
毎
(
ごと
)
に
稀薄
(
うす
)
くなって行った。
恰
(
あたか
)
も室内に籠っている煙がいつの間にか消え失せてしまうように、殆んどあるかないか判らぬ位になってしまった。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“稀薄”の意味
《名詞・形容動詞》
「希薄」参照。
(出典:Wiktionary)
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“稀”で始まる語句
稀
稀有
稀代
稀世
稀〻
稀々
稀覯
稀覯書
稀品
稀人